脊柱管狭窄症について

背骨の中には脊柱管というトンネル状の管があり、その中の神経が圧迫されると、おしりから足にかけて痛みやしびれが起こります。

脊柱管狭窄症は骨の老化が原因で、高齢者に多くみられます。若い頃から腰に負担がかかる職業に関わってきた方や、運動習慣が少なく筋力が低下している方に発症しやすいです。

脊柱管狭窄症の症状

脊柱管狭窄症の特徴として、歩き始めると痛みやしびれが悪化し、休憩したり歩くのをやめたりすると症状が落ち着くことが挙げられます。

進行すると、寝ているときでも痛みやしびれが起きたり、身体を丸めないと寝られなくなったりする他、排便や排尿障害を起こすことがあります。

痛みがそこまで出ていないからと放置していると、どんどん進行していき、日常動作や生活に支障をきたすというリスクもあるため、注意が必要です。

代表的な症状

・腰痛

・歩行障害

・足のしびれ

・筋力低下

・排尿障害 排便障害　など

予防法

命の危機に関わる疾患ではないですが、腰やおしりにかけて痛みやしびれが出た際には、何らかの疾患がある場合が多いため、日頃のケアが重要です。

・寝るときに腰を丸める

・サポーターやコルセットをする

・同じ姿勢を長時間続けない

・重いものを持つときに腰をひねることは避ける

・移動には自転車を使う

・適度に運動をする

・体重を減らす

脊柱管狭窄症でお悩みの方は当院にお任せください

病院での治療法には、鎮痛剤やブロック注射、筋弛緩剤の使用や手術などが挙げられます。類似の症状として腰椎椎間板ヘルニアがありますが、狭窄症の場合は手術になる可能性が高いです。ただし広い範囲を手術することになると、感染症や合併症といったリスクもあるため、注意が必要になります。

当院では、手技療法や物理療法などを用いて、症状の緩和や痛みを軽減していきます。身体のバランスを整え、筋肉の硬さを取りながら姿勢の負担を減らすことによって、神経の圧迫を取りのぞき、症状を軽減することが可能です。

痛みやしびれにお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください！